Home Inspection

住宅の購入・売却の前に
その住宅に問題がないか住宅診断してもらえる仕組み

公認ホームインスペクター(住宅診断士)による住宅のかかりつけ医として、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況を判断し、欠陥の有無、
改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、アドバイスを行う業務です。

・住宅購入の際「欠陥住宅ではないか」
・新築から十数年経っているが「いつごろ、どこに、いくらくらいのお金がかかるのか」
・この建物は「あと何年もつのか」

など気になる点を診断書として残すことが出来ます。住宅の購入前、ご自宅を売却される前、居住中のご自宅にホームインスぺクションを行うことで、
建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができ、診断書として残すことができます。

耐震診断との違い

大きな地震が発生した時に建物が倒壊しないかどうかを調べる検査が耐震診断です。
設備や内装、耐震に無関係な劣化状態には触れないため耐震診断のデータだけで住宅の購入を判断することはお勧めしません。
ただ、耐震診断の結果は住宅の購入検討時にその建物のコンディションを知るうえでの重要な情報になるので、ホームインスペクションのオプションとして行う事で、住宅の売買判断をする上でより正確な判断を下すためのデータとなります。

買主様にとってのメリット

住宅の専門家が第三者として検査・診断する為、安心して購入・住居ができ、「欠陥住宅」や「買ってはいけない住宅」を購入するリスクを減らす事ができます。
入居後に不具合が判明して売主様側とトラブルになったり、補修工事を行ったりする際のわずらわしさを回避できます。
購入後の「いつ頃」「どこを」修繕すべきが目途が立ちます。
又、報告書を住宅資産価値の維持に用いる為のデータ「住宅履歴書」として残したり、売却時に新たな買主様に引き継ぐことができます。

売主様・仲介業者様にとってのメリット

買主様に対し、住宅のコンディションを明らかにできるため、余計な心配や不安を抱かれることなく取引がスムーズに行えます。
売却後に不具合が見つかり、買主様とトラブルになるのを防げます。
また、もし不具合が見つかっても、意図的に隠していたと誤解されずにすみます。

診断方法

診断の方法は、目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状況を診断するのが基本です。
オプションでは機材を使用したり、小屋裏や床下内部の詳細診断も行い、細部の報告書を作成することができます。

診断書(調査報告書)の発行

初日は宅内にて建物の状況を診断し、後日書面にて診断書をお渡しし、診断内容のご説明を致します。
いつ頃、どこに、いくらくらいの修繕費が必要なのか、この建物のどこが劣化しているのかなどをご説明し、今後の対策やメンテナンス時期のアドバイスを行っております。